最大努力による6分間の歩行距離を測定する最大負荷試験である.日本人の正常域(m)は,[454-0.87×年齢(歳)-0.66×体重(kg)]±82(2標準偏
差)に身長(m)を乗じたものが提唱されている134).この検査で得られた歩行距離とNYHA心機能分類や最高酸素摂取量は良好に相関することが報告さ
れており135),予後の予測にも有用であると報告されている136)
8.3 6分間歩行試験
急性・慢性心不全診療ガイドライン(2017年改訂版)
Guidelines for Diagnosis and Treatment of Acute and Chronic Heart Failure
(JCS 2017/JHFS 2017)
次へ
ダイジェスト版