欧米のガイドラインでは,種々の原因によりACE阻害薬を用いることのできない患者において生命予後の改善を目的として硝酸イソソルビドとヒドララジン
の併用が推奨されている205, 206).わが国では積極的には使用されていない.一般にカルシウム拮抗薬は,長期に用いると心不全を悪化させる危険性が
あり,すすめられない.
1.1.7 血管拡張薬
急性・慢性心不全診療ガイドライン(2017年改訂版)
Guidelines for Diagnosis and Treatment of Acute and Chronic Heart Failure
(JCS 2017/JHFS 2017)
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