心不全患者の生活に及ぼす影響は,身体機能の低下のみならず心理的適応にも依存しており,患者が社会的あるいは精神的に隔離されないように注
意しなければならない.活動能力に応じた社会的活動はすすめ,可能であれば運動能力に応じた仕事を続けることが望ましく,病態や症状に合わせた就
労環境の調整ができるように支援をする.
急性・慢性心不全診療ガイドライン(2017年改訂版)
Guidelines for Diagnosis and Treatment of Acute and Chronic Heart Failure
(JCS 2017/JHFS 2017)