CS分類における初期対応のための病態分類であり,下記の3つに分類される.
1)急性肺水腫
2)全身的な体液貯留(溢水)
3)低心拍出・低灌流(心原性ショック含む)
CS 1,2,3の病態に相当する.当然ながら1つの病態で把握できるものではなく,1,2,3 の複合の病態において現時点でどの病態が主体であるかの
再評価を行いながら,治療に活かしていくことが重要である.
急性・慢性心不全診療ガイドライン(2017年改訂版)
Guidelines for Diagnosis and Treatment of Acute and Chronic Heart Failure
(JCS 2017/JHFS 2017)