推奨クラス エビデンスレベル
Minds推奨グレード Mindsエビデンス分類
早急なIABPの挿入による
外科的修復I B C1 IVa
CABGの追加I B C1 IVa
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- X. 急性心不全
- 5.非薬物治療
- 5.5 急性心筋梗塞の機械的不全の治療
- 5.5.3 僧帽弁乳頭筋不全490)（表64）
急性心筋梗塞における急性MRは，主に乳頭筋断裂ないしは腱索断裂が原因である．急性心筋梗塞後のMRの発症頻度は14％程度であり，ほとんど
が軽度から中等度である．重度MRは3％の患者に認められ，死亡率が高い．迅速な診断と内科的治療の開始およびすみやかな緊急手術が予後を左右
する．内科的治療は積極的な血管拡張薬や利尿薬投与による後負荷軽減，またIABPが有効である．内科的治療にて血行動態の安定を試みながら，準
備が整いしだい外科的治療に移行する．
5.5.3 僧帽弁乳頭筋不全
490)（表64）
表64 急性心筋梗塞の急性MR に対する侵襲的治療の推奨
とエビデンスレベル
急性･慢性心不全診療ガイドライン（2017年改訂版）
Guidelines for Diagnosis and Treatment of Acute and Chronic Heart Failure
（JCS 2017/JHFS 2017）
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